put on・put away・put off の違いは? put+前置詞を初心者向けに整理
「put は知っているけど、後ろの on / away / off が変わると急に分かりにくい」と感じる人は多いです。結論から言うと、put は「置く・移す」が土台で、後ろの語が「どこへ」「どういう状態へ」を足しています。
この記事では、put on・put away・put off の意味の違い、使う場面、よくある間違いを、中学英語ベースでやさしく整理します。
- put on: 身につける、スイッチを入れる
- put away: 片づける、しまう
- put off: 延期する、後ろにずらす
- 3つとも会話でよく使うが、意味は同じではない
- 代名詞を入れるときは
put it onの語順が基本
まず結論: 3つの違いは「どこへ動かすか」
put の基本は「何かを動かして、ある場所や状態に置く」です。そこに on / away / off がつくと、意味の向きが変わります。
ここがポイント: put のあとを見ると、「その物をどこへ持っていくか」が見えてきます。
| 表現 | 基本イメージ | よく使う場面 | 覚え方 |
|---|---|---|---|
| put on | 上にのせる・身につける・作動させる | 服、靴、電気、音楽 | on = くっつく、入る |
| put away | 元の場所へしまう | おもちゃ、食器、服、本 | away = 目の前から離す |
| put off | 今から離して後に回す | 予定、会議、宿題、話し合い | off = 離す、外す |
コアイメージで理解する
まずは put 自体の土台です。Cambridge Dictionary や Oxford Learner’s Dictionaries でも、put は「何かをある場所や位置に動かす」意味で説明されています。
put on
on は「上に接する」「スイッチが入る」イメージです。
- 服を体にのせる:
put on a jacket - 電気をつける:
put on the light - 音楽を流す:
put on some music
初心者はまず「服」と「スイッチ」で覚えると使いやすいです。
put away
away は「手元から離して、しまう」感覚です。
- 使い終わった物を元の場所に戻す
- 机の上に出たままの物を片づける
ただ「置く」ではなく、片づけ終える感じが出ます。
put off
off は「今の位置・今のタイミングから離す」イメージです。
- 会議を来週にずらす
- 宿題をあと回しにする
- 話し合いを今日やらないで後日に回す
日常会話では、まず 「延期する」 で覚えるのが基本です。なお put someone off には「やる気をなくさせる」「気をそらす」の意味もありますが、この記事ではまず「延期する」を押さえれば十分です。
使い方の違いを場面で見る
意味だけ覚えるより、「どんな場面で選ぶか」を先に知ると迷いにくくなります。
服・電気・音楽なら put on
物を身につける、または機械を動かす場面です。
- 出かける前にコートを着る
- 部屋が暗いので電気をつける
- カフェで音楽を流す
片づけるなら put away
使い終わったあとがポイントです。
- 子どもがおもちゃをしまう
- 洗った皿を棚に戻す
- 読み終わった本を本棚に戻す
予定をずらすなら put off
時間の話でよく出ます。
- 会議を来週に延期する
- 歯医者の予約を後ろにずらす
- 面倒な話し合いを先のばしにする
例文で覚える
短い文で、すぐ口に出せる形にしておきましょう。
put on の例文
-
Put your coat on. コートを着いて。 出かける直前によく使う形です。
-
She put on her shoes. 彼女は靴をはきました。 服だけでなく靴にも使えます。
-
Can you put the light on? 電気をつけてくれる? 家の中でそのまま使いやすい表現です。
put away の例文
-
Please put the dishes away. お皿をしまってください。 食後の片づけでよく使います。
-
He put his toys away. 彼はおもちゃを片づけました。 子ども向けの場面で定番です。
-
I need to put this book away. この本をしまわないと。 机の上を片づける場面に合います。
put off の例文
-
We put off the meeting until Friday. 私たちは会議を金曜日まで延期しました。 仕事でも学校でも使える形です。
-
Don’t put off your homework. 宿題を先のばしにしないで。 日常的で分かりやすい例です。
-
She put off talking to him. 彼女は彼と話すのを後回しにしました。
put offのあとに動名詞が来る形です。
会話でどう使う?
短い会話でつなげると、使いどころがはっきりします。
家を出る前
A: Put your jacket on. It’s cold outside.
B: OK. I’ll put it on now.
A: ジャケットを着て。外は寒いよ。
B: うん。今着るね。
夕食のあと
A: Can you put the plates away?
B: Sure. I’ll do it now.
A: お皿をしまってくれる?
B: いいよ。今やるね。
予定変更
A: Are we meeting today?
B: No, we put it off until next week.
A: 今日会うの?
B: いや、来週に延期したよ。
よくある間違い
ここは実際に間違えやすいポイントです。
1. put on と wear を同じにしすぎる
put onは「着る動作」wearは「着ている状態」
例:
- Put on your coat. コートを着て。
- She is wearing a coat. 彼女はコートを着ています。
2. put away を単なる put と同じにする
put the book on the table は「本をテーブルに置く」です。
でも put the book away は「本をしまう」です。
away が入ると、元の場所に戻して片づける感じが強くなります。
3. put off を「外す」とだけ覚える
off には「離す」の感覚がありますが、put off は日常会話では 延期する で使われることが多いです。
- put off the meeting 会議を延期する
- put off homework 宿題を先のばしにする
4. 代名詞の位置をまちがえる
3つとも、目的語が it them などの代名詞なら、間にはさむ形が基本です。
put it onput them awayput it off
put on it や put away them は不自然です。
まとめ
今日のポイントは3つです。
- put on は「身につける・つける」
- put away は「しまう・片づける」
- put off は「延期する・後回しにする」
迷ったら、on = くっつく、away = 離してしまう、off = 今から離して後へ と考えると整理しやすくなります。
次に英語を使うなら、まずはこの3文をそのまま口に出してみてください。
- Put your shoes on.
- Put the dishes away.
- Don’t put it off.
この3つが自然に出るようになると、put+前置詞の感覚がかなりつかみやすくなります。
参照リンク
- Cambridge Dictionary: put
- Cambridge Dictionary: put on
- Cambridge Dictionary: put away
- Cambridge Dictionary: put off
- Cambridge Grammar: Phrasal verbs and multi-word verbs
- Oxford Learner’s Dictionaries: put
- Oxford Learner’s Dictionaries: put on
- Oxford Learner’s Dictionaries: put away
- Oxford Learner’s Dictionaries: put off
