beforeとafterの使い方をやさしく整理|時間の前後を英語でスッと伝える
before と after は、時間の順番を伝えるときの基本表現です。before は「〜の前」、after は「〜のあと」。まずはこの2つを、名詞につなぐ形と文につなぐ形で使えれば、日常会話でかなり役立ちます。
学校で見たことはあっても、会話になると「before lunch は言えるけど、before I go はすぐ出ない」という人は多いです。この記事では、中学英語レベルの形にしぼって、意味、使い方、例文、会話での使いどころまで整理します。
- この記事で分かること
- before と after の基本の意味
before lunchとbefore I goの違い- 会話でそのまま使いやすい短い例文
- よくある間違いと直し方
結論:まずは「名詞の前」と「文の前」を押さえれば十分
最初に結論です。before と after は、初心者ならまず次の2パターンを押さえれば十分です。
before + 名詞で「〜の前に」after + 名詞で「〜のあとに」before + 主語 + 動詞で「〜する前に」after + 主語 + 動詞で「〜したあとに」
たとえばこうです。
before dinner= 夕食の前にafter school= 学校のあとでbefore I leave= 私が出発する前にafter we eat= 私たちが食べたあとに
ここがポイント: before は「その時点より前」、after は「その時点より後」です。まずはこの時間の向きだけをはっきりつかむと、形が増えても迷いにくくなります。
コアイメージ:時間の線を1本イメージする
before と after は、難しく考えるより、時間の線を思い浮かべるほうが分かりやすいです。
before のイメージ
before は、ある時点より前の位置です。
- before lunch = 昼ごはんより前
- before class = 授業より前
- before I sleep = 私が寝るより前
「まだその出来事は来ていない」と考えるとつかみやすい表現です。
after のイメージ
after は、ある時点より後の位置です。
- after lunch = 昼ごはんのあと
- after class = 授業のあと
- after I sleep = 私が寝たあと
こちらは「その出来事が終わった後の時間」を指します。
beforeとafterの使い方
ここでは、実際によく使う形だけにしぼって見ます。
1. 名詞をつなぐ形
いちばん使いやすい形です。
before breakfast= 朝食の前にafter work= 仕事のあとでbefore the game= 試合の前にafter the meeting= 会議のあとで
この形は、予定や順番を言うときにすぐ使えます。
2. 文をつなぐ形
「誰が何をするか」まで入れたいときは、主語 + 動詞 を続けます。
before I go= 私が行く前にafter she gets home= 彼女が帰宅したあとでbefore we start= 私たちが始める前にafter they finish= 彼らが終えたあとで
この形になると、会話で使える幅が一気に広がります。
3. before -ing と after -ing
主語をわざわざ言わなくてもよいときは、-ing の形もよく使います。
before going to bed= 寝る前にafter eating= 食べたあとで
ただ、初心者はまず before I go to bed のような普通の文で作れるようになれば十分です。そこから before going to bed に慣れていくとスムーズです。
4. 未来のことでも、節の中は現在形が基本
ここはつまずきやすいところです。
I will call you before I leave.I will go home after I finish my work.
日本語では「出発する前」「仕事が終わったあと」と未来っぽく感じますが、before I will leave や after I will finish とはしないのが基本です。
beforeとafterの違いを場面で見る
意味はシンプルですが、選ぶ語を逆にすると、時間の順番がまったく変わります。
| 表現 | 基本イメージ | 使う場面 | 日本語の感覚 |
|---|---|---|---|
| before | その時点より前 | 予定の前、準備、締切より前 | 〜の前に |
| after | その時点より後 | 終了後、食事後、帰宅後 | 〜のあとで |
たとえば、次の2文は似ていますが意味は逆です。
Wash your hands before dinner.夕食の前に手を洗って。Wash your hands after dinner.夕食のあとに手を洗って。
英語では語順よりも、before / after の選び方そのものが大事です。
すぐ使える例文
短くて再利用しやすい形を集めました。
before を使う例文
-
I always brush my teeth before bed.
私はいつも寝る前に歯をみがきます。
日課を話すときの定番です。 -
Please finish your homework before dinner.
夕食の前に宿題を終えてください。
家庭や学校の場面で使いやすい文です。 -
Call me before you leave.
出かける前に私に電話して。
約束や連絡の場面でよく使います。
after を使う例文
-
We went for a walk after lunch.
私たちは昼食のあとに散歩に行きました。
日常の行動を自然に言えます。 -
I usually relax after work.
私はたいてい仕事のあとにゆっくりします。
生活リズムを話すときに便利です。 -
Let's talk after class.
授業のあとで話そう。
短くて会話でそのまま使えます。
before / after を並べて覚える例文
-
I take a shower before breakfast.
私は朝食の前にシャワーを浴びます。 -
I take a shower after breakfast.
私は朝食のあとにシャワーを浴びます。
同じ文の中身で before と after を入れ替えると、違いがはっきり見えます。
会話でどう使う?
身近な場面で見ると、使いどころがつかみやすくなります。
カフェに行く前の会話
A: Do you have time before class?
B: Yes, I do. Let's grab a coffee.
A: 授業の前に時間ある?
B: うん、あるよ。コーヒーを飲みに行こう。
仕事が終わったあとの会話
A: What are you doing after work?
B: I'm meeting a friend.
A: 仕事のあと何するの?
B: 友だちに会うよ。
家でのやり取り
A: Please clean your room before you watch TV.
B: Okay. I'll do it now.
A: テレビを見る前に部屋を片づけてね。
B: わかった。今やるよ。
よくある間違い
ここは実際にミスが出やすいところです。
before と ago を混同する
I saw him three days ago.= 私は3日前に彼に会ったthree days before= その時点の3日前
ago は「今から見て何日前か」を言う表現です。before は、ある基準の時点より前を言います。
未来のことなのに will を入れすぎる
- 不自然:
I will call you before I will go. - 自然:
I will call you before I go.
before / after の後ろで時間を表す節を作るときは、未来の内容でも現在形が基本です。
名詞だけでいいのに文をむりに長くする
before dinnerで十分な場面なのにbefore we eat dinnerと毎回長くすると、少し重くなります。
もちろん後者も間違いではありません。ただ、初心者は短く言える場面では短く言うと会話で使いやすくなります。
afterward(s) と混ざる
after は前置詞や接続詞としてよく使いますが、単独で「そのあと」を言いたいときは afterward / afterwards もあります。
We had dinner, and afterwards we watched a movie.
私たちは夕食を食べて、そのあと映画を見ました。
まずは after dinner や after I got home を優先して覚えれば十分です。
まとめ:今日まず使うならこの4つ
before と after は、難しい単語ではありません。大事なのは、時間の基準を1つ決めて、その前か後かをはっきり言うことです。
今日の時点でまず使えるようにしたい形はこの4つです。
before + 名詞例:before classafter + 名詞例:after lunchbefore + 主語 + 動詞例:before I goafter + 主語 + 動詞例:after I finish
次に英語で予定や日課を話すときは、before dinner、after work、before I leave、after I get home のどれか1つをそのまま使ってみてください。時間の前後が言えるだけで、会話はかなり組み立てやすくなります。
