because of と due to の違いは?初心者向けにやさしく使い分けるコツ
「理由を英語でつなぎたいけれど、because of と due to はどう違うの?」という人向けに、まず結論から言います。
ふだんの会話なら because of を先に覚えれば十分です。due to は意味は近いものの、because of より少しかたい言い方として出てくることが多く、案内文や説明文でもよく使われます。
この記事で分かることは次の3つです。
- because of と due to の基本の違い
- 名詞で理由をつなぐ形の作り方
- 会話や英文で自然に選ぶコツ
ここがポイント: どちらも「〜のために」「〜が理由で」という意味で使えます。まずは because of は日常的、due to はややフォーマル と覚えると使いやすいです。
結論:迷ったら because of、かための説明なら due to
初心者が最初に押さえるなら、使い分けはこれでかなり足ります。
- because of: 日常会話でよく使う。自然で広く使いやすい
- due to: 少しかたい。案内、報告、説明で見かけやすい
- どちらも 後ろには名詞や名詞のかたまり を置く
たとえば、次の2文はどちらもほぼ同じ意味です。
- The train was late because of the rain.
雨のため、電車が遅れました。 - The train was late due to the rain.
雨のため、電車が遅れました。
意味はかなり近いですが、会話で口に出すなら because of のほうがなじみやすいです。駅や空港のアナウンス、学校や会社のお知らせのような文では due to もよく使われます。
コアイメージ:どちらも「理由」を名詞でつなぐ
ここで大事なのは、because of と due to はどちらも 文ではなく、名詞につなぐ形 だということです。
後ろに置くのは名詞
使いやすい形は次のとおりです。
- because of + 名詞
- due to + 名詞
例:
- because of the traffic
- due to bad weather
- because of his mistake
- due to a power outage
つまり、「雨だから」のように理由を一語や短い名詞のまとまりで言うときに便利です。
文をつなぐなら because
ここはよく間違えやすいところです。
- I stayed home because it was raining.
雨が降っていたので、家にいました。 - I stayed home because of the rain.
雨のため、家にいました。
上は because の後ろに文が来ています。下は because of の後ろに名詞の the rain が来ています。
because of と due to の違い
似ている2つですが、初心者に必要な違いは多くありません。まずは次の3点で十分です。
1. because of のほうが会話で使いやすい
友だちとの会話、学校、買い物、日常のやりとりでは because of が自然です。
- I was late because of traffic.
渋滞で遅れました。 - We stayed inside because of the rain.
雨のせいで中にいました。
短く言えて、場面を選びにくいのが強みです。
2. due to は少しかたい
due to は、案内や説明で見るとしっくりくる表現です。
- The event was canceled due to bad weather.
悪天候のため、イベントは中止されました。 - Service is delayed due to maintenance.
メンテナンスのため、運行が遅れています。
こうした文は、駅の表示、メールのお知らせ、仕事の文などで見かけやすいです。
3. 実際はかなり近い意味で使われる
辞書では due to も「because of」という意味で説明されています。なので、意味の差を大きく考えすぎなくて大丈夫です。
ただし、自分で英語を作るときは because of のほうが安全です。まず because of をしっかり使えるようにして、あとから due to を「少しかたい言い方」として増やすと整理しやすくなります。
使い分け早見表
| 表現 | 基本イメージ | 使う場面 | 印象 | 初心者向けのコツ |
|---|---|---|---|---|
| because of | 〜のために | 日常会話、ふつうの英文 | 自然でやわらかめ | 迷ったらまずこれ |
| due to | 〜が原因で | 案内文、説明文、ややフォーマルな文 | 少しかため | お知らせ文で見たら理解できればOK |
例文で確認しよう
ここでは、初心者がそのまま使いやすい短い文にしぼります。
because of の例文
-
I missed the bus because of the snow.
雪のため、バスに乗り遅れました。
雪という名詞で理由をつないでいます。 -
She stayed home because of her fever.
熱があったので、彼女は家にいました。
体調の理由を言うときにも使えます。 -
We changed our plan because of the rain.
雨のため、私たちは予定を変えました。
日常会話でそのまま使いやすい形です。
due to の例文
-
The game was canceled due to heavy rain.
大雨のため、試合は中止されました。
お知らせや説明の文でよくある形です。 -
The shop closed early due to a power outage.
停電のため、その店は早く閉まりました。
少しかための説明に合います。 -
Flights were delayed due to fog.
霧のため、便が遅れました。
空港の案内のような場面をイメージしやすい文です。
会話ではどう使う?
会話では because of のほうが出番が多いです。due to は会話で絶対に不自然というわけではありませんが、口語では少し説明っぽく聞こえることがあります。
会話例1:学校で
A: Why were you late?
B: Because of the traffic.
A: なんで遅れたの?
B: 渋滞のせいだよ。
短く答えたいときに because of がよく合います。
会話例2:旅行中に
A: Why is the train stopped?
B: It’s due to the weather, I think.
A: なんで電車が止まっているの?
B: 天気のせいみたいだよ。
この場合の due to は、駅の案内や状況説明を受けて言っている感じです。
よくある間違い
ここは特につまずきやすいところです。
1. because of の後ろに文をそのまま置く
不自然な形:
- I was late because of I missed the bus.
直すと:
- I was late because I missed the bus.
バスに乗り遅れたので、遅れました。 - I was late because of the traffic.
渋滞で遅れました。
because of の後ろは名詞、because の後ろは文です。
2. due to を無理に会話で多用する
文法的に大きな誤りではなくても、初心者が会話で every time due to を使うと少しかたくなりがちです。
- ふだんの会話: because of を優先
- 案内文や説明: due to も自然
この切り分けで十分実用的です。
3. 理由を言いたいのに名詞が作れていない
たとえば「疲れていたので」と言いたいなら、そのまま文にするか、名詞に変えて言います。
- because I was tired
疲れていたので - because of my tiredness
疲れのために
ただし my tiredness は少しかためです。初心者は、無理に名詞化せず because + 文 を使うほうが自然なことも多いです。
まとめ
because of と due to は、どちらも「理由を名詞でつなぐ」表現です。まずは次の形で覚えると使いやすくなります。
- 会話では because of を優先する
- due to は少しかたい説明でよく使われる
- どちらの後ろにも 名詞 を置く
- 文をつなぐなら because を使う
最後に、今日すぐ使える形を3つだけ残すならこれです。
- because of the rain
- because of traffic
- due to bad weather
この3つが口から出るようになると、天気、遅刻、予定変更の話がかなりしやすくなります。次に英語で理由を言うときは、「後ろに名詞を置くのか、文を置くのか」をまずチェックしてみてください。
