too + 形容詞 + to do の意味と使い方|「〜すぎてできない」を短く言う英語
「疲れすぎて勉強できない」「熱すぎて飲めない」のように、できない理由を短く言いたいときに便利なのが too + 形容詞 + to do です。
この形は、too が「〜すぎる」、to do が「〜するには/〜すること」を表し、全体で 「〜すぎて…できない」 という流れを作ります。
too tired to study= 疲れすぎて勉強できないtoo hot to drink= 熱すぎて飲めないtoo busy to talk= 忙しすぎて話せない
ここがポイント:
tooは「多すぎる・強すぎる」で、ふつうはよくない結果につながるときに使います。
まず結論:この型は「程度が強すぎて、その結果できない」を表す
いちばん大事なのはここです。
too + 形容詞 + to do は、ただ「とても〜」と言っているのではありません。程度が強すぎるせいで、後ろの動作ができないという意味になります。
たとえば The bag is too heavy to carry. は、「そのバッグは重い」です。さらに「重すぎるので、運べない」まで入っています。つまり、前半の形容詞が後半の不可能の理由です。
短く言うと、次の形です。
A is too 形容詞 to 動詞- 意味: A は〜すぎて…できない
よく使う場面もはっきりしています。
- 体調を言う:
too tired to walk - 食べ物や飲み物を言う:
too hot to eat - 時間や予定を言う:
too late to call - 年齢や危険を言う:
too young to drive
コアイメージ:too は「必要ラインをこえた」感じ
too は、Cambridge や Oxford でも「必要以上」「可能な範囲をこえる」という説明がされています。ここでは難しく考えず、ラインをこえてしまったと覚えると使いやすいです。
形の分解
too= 〜すぎる形容詞= どこが強すぎるかto do= その結果、できない動作
たとえば too sleepy to drive なら、
sleepyで「眠い」- その眠さがラインをこえている
- だから
driveできない
という順番です。
very との違い
初心者がまず混同しやすいのが very です。
very tired= とても疲れているtoo tired to study= 疲れすぎて勉強できない
very は強さを言うだけです。
too は、強すぎて問題が出るところまで含みます。
使い方のポイント:どんな場面で自然か
この型は、日常会話でかなり使いやすい表現です。長く説明しなくても、理由つきで「無理」が伝わります。
1. その場で断るとき
I'm too busy to talk right now.- 今は忙しすぎて話せません。
ただの I'm busy. よりも、「今は対応できない理由」がはっきりします。
2. 状態を説明するとき
The soup is too hot to eat.- そのスープは熱すぎて食べられません。
温度、重さ、速さ、大きさなど、見てすぐ分かる状態と相性がいいです。
3. 危険や不適切さを伝えるとき
He's too young to stay home alone.- 彼はまだ幼すぎて、ひとりで留守番はできません。
「できる・できない」だけでなく、「まだ早い」「危ない」という判断も出せます。
too ... to と enough to の違い
この2つはセットで覚えると便利です。
too ... to はマイナス方向、... enough to はプラス方向です。
| 形 | 基本イメージ | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| too + 形容詞 + to do | 程度が強すぎる | 〜すぎて…できない | too tired to walk |
| 形容詞 + enough + to do | 必要な程度に達している | …するのに十分〜だ | strong enough to carry |
比べると違いが見えやすいです。
This box is too heavy to carry.-
この箱は重すぎて運べません。
-
This box is light enough to carry. - この箱は運べるくらい軽いです。
enough は語順にも注意が必要です。enough は形容詞の後ろに置きます。
good enough to useは自然enough good to useは不自然
例文で確認
ここでは、そのまま言い換えやすい短い文を中心に見ていきます。
基本の例文
-
I'm too tired to cook tonight.
今夜は疲れすぎて料理できません。
家に帰って何かを断る場面で使いやすい形です。 -
This coffee is too hot to drink.
このコーヒーは熱すぎて飲めません。
カフェや家でよくある場面です。 -
The bag is too heavy to carry.
そのバッグは重すぎて運べません。
荷物の説明にそのまま使えます。 -
It's too late to call him now.
今は遅すぎて彼に電話できません。
時間が理由になるときの定番です。 -
She was too nervous to speak.
彼女は緊張しすぎて話せませんでした。
感情が理由になる形です。
for を入れる形
「誰にとって無理なのか」を入れたいときは for + 人 を足せます。
This box is too heavy for me to lift.-
この箱は、私には重すぎて持ち上げられません。
-
The question was too hard for him to answer. - その質問は、彼には難しすぎて答えられませんでした。
会話での使い方
長い説明をしなくていいので、会話ではかなり便利です。
カフェで
A: Do you want to drink it now?
今飲む?
B: No, it's too hot to drink.
ううん、熱すぎて飲めないよ。
友だちとのやり取り
A: Can you come out tonight?
今夜出かけられる?
B: Sorry, I'm too tired to go out.
ごめん、疲れすぎて出かけられない。
家で
A: Can you carry this?
これ運べる?
B: No, it's too heavy for me to carry alone.
いや、私ひとりでは重すぎて運べないよ。
よくある間違い
短い形ですが、ミスしやすい点はいくつかあります。
too を very のつもりで使う
This movie is too interesting.
文法的には作れても、「面白すぎて困る」という感じが出やすいです。単に「とても面白い」と言いたいなら、ふつうは次です。
This movie is very interesting.- この映画はとても面白いです。
too much + 形容詞 にしてしまう
too much hotは不自然too hotが自然
too much は、基本的に量が多すぎるときに使います。
too much water= 水が多すぎるtoo much homework= 宿題が多すぎる
形容詞の前なら、ふつうは too + 形容詞 です。
to の後ろを原形にしない
too tired to studyingは不自然too tired to studyが自然
to の後ろは動詞の基本形です。
enough と語順を混ぜる
enough strong to lift itは不自然strong enough to lift itが自然
too は前、enough は後ろ。ここはセットで覚えると崩れにくくなります。
まとめ
too + 形容詞 + to do は、「〜すぎて…できない」 を短くはっきり言える形です。
今日のポイントをしぼると、次の3つです。
tooは「必要ラインをこえる」イメージtoo ... toは「その結果、できない」まで入るveryは強さだけ、enoughは十分さを表す
まずは次の3つをそのまま口に出せるようにすると、会話で使いやすくなります。
I'm too tired to study.It's too hot to eat.It's too late to call.
次に英語を話すときは、ただ busy や tired で止めず、「何ができないのか」まで一文で言えるかを意識すると表現がぐっと実用的になります。
