do homework・do the dishes・do business はどう使い分ける? do+名詞の基本をやさしく整理
「do のあとに名詞を置く形」は、中学英語のあとに会話を広げるときにとても大事です。do は「何かの作業・仕事・活動をする」という感覚で使われることが多く、do homework、do the dishes、do business はその代表です。
この記事では、3つの表現の意味だけでなく、どんな場面で使うのか、なぜその名詞と組み合わさるのか、初心者がどこで間違えやすいのかまでまとめます。
- この記事で分かること
do homeworkの意味と使い方do the dishesでtheがつく理由do businessが「宿題」や「皿洗い」と少し違う理由make homeworkやmake businessなどのよくある誤り
まず結論:3つとも「何かの作業をする」だが、場面が違う
先に結論です。
do homeworkは「宿題をする」do the dishesは「皿洗いをする」do businessは「取引する」「商売をする」
3つに共通しているのは、do が「作業をこなす」「活動を行う」という動きを表していることです。
一方で、名詞の中身はかなり違います。
homeworkは学校の宿題the dishesは食後に洗う皿やコップなどbusinessは仕事や商取引
ここがポイント:
doは広く「する」と訳せますが、何でも自由に名詞を続けられるわけではありません。英語ではdo homeworkのように、よく一緒に使われる形で覚えるのが近道です。
do のコアイメージ
do には助動詞の使い方もありますが、今回大事なのは一般動詞の do です。
この do は、ざっくり言うと次のような場面でよく使われます。
- 作業をする
- 役目を果たす
- 片づける
- 仕事や活動を進める
Cambridge Dictionary の do の説明でも、do the publicity、do the cooking、do the dishes のように、具体的な作業や担当を引き受ける形が多く出てきます。
make との違いもここで押さえる
初心者がよく迷うのが do と make です。
doは「作業する」「行う」に寄りやすいmakeは「作る」「生み出す」に寄りやすい
だから、宿題は何かを作るというより「取り組む作業」なので do homework が自然です。
do homework の使い方
do homework は「宿題をする」です。学校で出された課題に取り組むときの、いちばん基本の言い方です。
homework は数えない名詞なので、ふつうは a homework とは言いません。
使う場面
- 家で宿題を進めるとき
- 今日の課題がまだ終わっていないとき
- 子どもや学生について話すとき
例文
-
I have to do my homework tonight.
今夜は宿題をしなければなりません。 -
She is doing her math homework now.
彼女は今、数学の宿題をしています。 -
Did you do your homework?
宿題やった?
ここでのポイント
do my homeworkのように、my / your / hisなどをつける形がよく使われます。homeworkだけでも使えますが、会話ではmy homeworkやyour homeworkのほうが自然なことが多いです。
do the dishes の使い方
do the dishes は「皿洗いをする」です。食事のあと、使った皿やコップ、ナイフやフォークなどを洗う場面で使います。
ここで大事なのは dishes が「料理」ではなく、使い終わった食器類を指していることです。
なぜ the がつくのか
the dishes は、食後にそこにある食器を指す言い方です。つまり、話し手と聞き手のあいだで「どの dishes か」が分かっている感覚があります。
そのため、家事として言うときは do dishes より do the dishes の形で覚えるほうが安全です。
使う場面
- 家での家事
- シェアハウスや家族内の分担
- 食後の片づけ
例文
-
I’ll do the dishes after dinner.
夕食のあとで皿洗いをするよ。 -
It’s your turn to do the dishes.
今日はあなたが皿洗いする番だよ。 -
He did the dishes while I cleaned the table.
私がテーブルを片づけている間、彼は皿洗いをしました。
do business の使い方
do business は「取引する」「商売をする」「ビジネスを行う」です。
do homework や do the dishes より少し大人向けの表現ですが、ニュースや仕事の話だけでなく、英会話でもよく出ます。意味は広く、会社どうしの取引にも、ある国や地域で事業をする話にも使えます。
使う場面
- 会社どうしが取引するとき
- 誰かと仕事上のやり取りをするとき
- ある国や地域で事業をするとき
例文
-
We do business with several local companies.
私たちは地元のいくつかの会社と取引しています。 -
It’s easy to do business online now.
今はオンラインでビジネスをしやすいです。 -
They want to do business in Japan.
彼らは日本で事業をしたいと考えています。
この表現で見たいポイント
do business は、単に「仕事をする」ではなく、商売や取引の関係を持つ感じが出やすい表現です。
たとえば I do business with that company. なら、「その会社と仕事上の取引がある」という意味に近づきます。
3つの違いをまとめて整理
| 表現 | 基本イメージ | 主な場面 | 自然な訳 |
|---|---|---|---|
| do homework | 学校の課題に取り組む | 勉強、宿題 | 宿題をする |
| do the dishes | 使った食器を洗う | 家事、食後の片づけ | 皿洗いをする |
| do business | 商売や取引を行う | 仕事、会社、商取引 | 取引する、商売をする |
3つとも do を使いますが、同じ「する」でも中身はかなり違います。ここを分けて覚えると、会話で迷いにくくなります。
会話での使い方
短い会話にすると、違いがさらに見えやすくなります。
宿題の場面
A: Can you play now?
B: Not yet. I’m doing my homework.
A: 今遊べる?
B: まだ。宿題をしているところ。
家でのやり取り
A: Who’s going to do the dishes?
B: I can do them after lunch.
A: 誰が皿洗いするの?
B: 昼ごはんのあとに私がやるよ。
仕事の場面
A: Do you do business with overseas clients?
B: Yes, mainly with companies in Asia.
A: 海外の取引先と仕事をしていますか。
B: はい、主にアジアの会社と取引しています。
よくある間違い
このテーマでは、次の間違いがとくに多いです。
make homework と言ってしまう
homework はふつう do と結びつきます。
- 不自然:
make my homework - 自然:
do my homework
wash the dishes と do the dishes の違いが分からない
どちらも使えますが、少し見え方が違います。
wash the dishesは「洗う」という動作そのものが前に出るdo the dishesは「皿洗いという家事をやる」というまとまりで言う感じ
家事の分担を話すなら、do the dishes がとてもよく使われます。
do business を「会社を作る」と思う
do business は普通、「会社を作る」ではありません。
do businessは 取引する、商売をするstart a businessは 会社や事業を始めるrun a businessは 会社や事業を経営する
この3つは似て見えて、場面が違います。
do the homework といつも言ってしまう
特定の宿題を指して the homework と言うこともありますが、基本学習ではまず do homework や do my homework を中心に覚えるほうが自然です。
まとめ:do は「作業をこなす」と考えると覚えやすい
最後に要点だけ絞ります。
do homeworkは「宿題をする」do the dishesは「皿洗いをする」do businessは「取引する」「商売をする」doは「何かの作業や活動をする」という感覚でつかむと整理しやすいmakeに置きかえられない表現が多いので、かたまりで覚えるのが大事
次に英会話で見るときは、do + 名詞 を見つけたら「何を作るか」ではなく、どんな作業や活動をしているかを考えてみてください。それだけで、意味の取り方がかなり安定します。
