go to・go for・go on の違いを初心者向けに整理|「どこへ行く」「何のために行く」「その先で続く」が分かる
英語の go は「行く」で覚えますが、後ろに何が来るかで意味がかなり変わります。まず結論を言うと、go to は行き先、go for は目的や選ぶ対象、go on は「続く」が中心です。
ただし、go on は少し注意が必要です。go on だけだと「続く」「起こる」という意味で使われることが多く、移動の意味がはっきり出るのは go on a trip や go on holiday のように後ろに名詞が続く形です。
- この記事で分かること
go to・go for・go onの基本イメージ- それぞれをどんな場面で使うか
- 初心者がまちがえやすいポイント
- すぐ使える短い例文と会話例
まず結論|3つの違いはここだけ押さえれば大丈夫
ここがポイント:
toは到着点、forは目的やねらい、onは継続や「その活動に入る」感覚です。
この3つは、次のように分けると理解しやすくなります。
| 表現 | 基本イメージ | よく使う場面 | 例 |
|---|---|---|---|
| go to | どこへ行くか | 場所・行き先を言う | go to school / go to Tokyo |
| go for | 何のために行くか、何を選ぶか | 散歩に行く、買いに行く、選ぶ、ねらう | go for a walk / go for the blue one |
| go on | 続く、進む、その活動に入る | 話が続く、何かが起こる、旅行に出る | go on talking / go on holiday |
一番大事なのは、go to は場所、go for は目的、go on は動作や出来事の継続という分け方です。
コアイメージ|前置詞で見える景色が変わる
go 自体は広く「行く」「進む」です。そこに前置詞がつくと、聞き手が思い浮かべる場面が変わります。
go to の to
to は「そこへ向かう」です。到着点を示します。
- go to the station: 駅へ行く
- go to school: 学校へ行く
- go to my friend’s house: 友だちの家へ行く
つまり、場所を答えたいときは go to が基本です。
go for の for
for はここでは「それを目当てに」「それに向かって」という感覚です。
- go for a walk: 散歩に行く
- go for coffee: コーヒーを飲みに行く
- go for the red one: 赤いほうを選ぶ
場所そのものより、何のためか、何を選ぶかが前に出ます。
go on の on
on は「続いている」「その流れに乗る」という感覚で理解すると分かりやすいです。
- go on talking: 話し続ける
- What’s going on?: 何が起きているの?
- go on a trip: 旅行に出る
go on は、go to や go for より意味が広めです。初心者はまず、go on 単独なら「続く・起こる」、go on + 名詞 なら「その活動に入る」と覚えると使いやすくなります。
使い方の違い|どの場面でどれを選ぶ?
ここでは、似て見えても選ぶ表現が変わる場面を整理します。
場所を言うなら go to
「どこへ行くの?」に答える形です。
- I go to the library after school. 放課後に図書館へ行きます。
- She went to Osaka last week. 彼女は先週大阪へ行きました。
この場合、聞き手が知りたいのは目的地です。
目的を言うなら go for
「何をしに行くの?」「何を選ぶの?」に近い形です。
- Let’s go for a walk. 散歩に行こう。
- We went for coffee after lunch. 昼食のあと、コーヒーを飲みに行きました。
- I think I’ll go for the cheaper one. 安いほうを選ぼうと思います。
go for は日常会話でかなり便利です。散歩、ランチ、飲み物、選択など、身近な話題でよく出ます。
続いていることやイベントなら go on
「続く」「起きる」という意味が中心です。
- The meeting went on for two hours. 会議は2時間続きました。
- What’s going on here? ここで何が起きているの?
- Please go on. 続けてください。
旅行や休暇での go on
移動の話で go on が出るときは、後ろに活動名が来ることが多いです。
- We’re going on a trip this weekend. 私たちは今週末、旅行に出ます。
- They went on holiday in July. 彼らは7月に休暇に出かけました。
この形では、行き先よりも「旅行」「休暇」というイベントに入る感じが強く出ます。
例文で確認|そのまま使いやすい短文だけに絞る
go to の例文
-
I go to school by bike. 私は自転車で学校に行きます。 場所をはっきり言う基本形です。
-
We went to the park after dinner. 私たちは夕食のあと、公園へ行きました。 行き先を言う自然な文です。
-
She is going to the station now. 彼女は今、駅へ向かっています。 今どこへ向かっているかを言えます。
go for の例文
-
Let’s go for a walk. 散歩に行こう。 とてもよく使う定番表現です。
-
I went for coffee with my coworker. 同僚とコーヒーを飲みに行きました。 カフェの場面でそのまま使えます。
-
He went for the black bag. 彼は黒いバッグのほうを選びました。 物を選ぶ意味の
go forです。
go on の例文
-
The movie went on for three hours. その映画は3時間続きました。 長さが続く場面です。
-
What’s going on? 何が起きているの? 日常会話で非常によく出ます。
-
We will go on a trip next month. 私たちは来月、旅行に出ます。
go on + 名詞の移動寄りの使い方です。
会話での使い方|短いやり取りで見る
カフェに行く約束
A: Do you want to go for coffee? B: Sure. Let’s go to the cafe near the station.
A: コーヒーを飲みに行かない? B: いいね。駅の近くのカフェに行こう。
ここでは、go for coffee が目的、go to the cafe が行き先です。
何が起きているか聞く場面
A: Why is everyone outside? B: I don’t know. What’s going on?
A: なんでみんな外にいるの? B: 分からない。何が起きているの?
この going on は「続いている出来事」を見ています。場所ではありません。
旅行の話をする場面
A: Are you going anywhere this weekend? B: Yes, we’re going on a trip.
A: 今週末どこか行くの? B: うん、旅行に出るよ。
go on a trip は「旅行という予定に入る」感じです。行き先を足すなら We’re going to Kyoto. のように go to を使います。
よくある間違い
go for をいつも「〜へ行く」と考えてしまう
go for は場所より目的が前に出ます。
- I go for the station. は不自然
- I go to the station. が自然
駅は目的地なので to が合います。
go on を全部「〜の上に行く」と考えてしまう
on には「上」のイメージがありますが、go on は実際には continue の意味で使うことがとても多いです。
- The show went on. ショーは続いた。
- Please go on. 続けてください。
go on を見たら、まず「続く」「起こる」の可能性を考えると読みやすくなります。
go on a trip と go to Kyoto を混ぜる
両方とも使えますが、見ているものが違います。
- go on a trip: 旅行に出る
- go to Kyoto: 京都へ行く
前者はイベント、後者は場所です。
まとめ|今日の3つだけ覚える
go の後ろは、何を伝えたいかで選びます。
go to: どこへ行くかを言うgo for: 何のために行くか、何を選ぶかを言うgo on: 何かが続く、起こる、または活動に入ることを言う
次に会話で使うなら、この3つから始めるのが実用的です。
- 友だちを誘うなら
Let’s go for a walk. - 行き先を伝えるなら
I’m going to the station. - 様子を聞くなら
What’s going on?
この3文がすぐ口から出ると、go の使い分けはかなり前に進みます。
