「be afraid of」と「be worried about」の違いをやさしく整理する
英語で「怖い」「心配」と言いたいとき、be afraid of と be worried about はどちらも日本語では似て見えます。
結論から言うと、目の前の人・物・行動に対して怖さを感じるなら be afraid of、これから起こるかもしれない問題を考えて心配しているなら be worried about が基本です。
この記事では、次のことが分かります。
be afraid ofとbe worried aboutの基本イメージ- 「怖い」と「心配」を英語でどう分けるか
ofとaboutの見方- 日常会話でそのまま使える短い例文
- 初心者が間違えやすいポイント
まず結論:怖さの対象か、心配の話題かで分ける
迷ったら、最初にこの2つで考えると分かりやすくなります。
be afraid of ...:…が怖い、…するのが怖いbe worried about ...:…について心配している
たとえば、犬が怖いなら I'm afraid of dogs. です。犬そのものに対して「怖い」という気持ちがあります。
一方で、試験の結果が心配なら I'm worried about the test results. です。結果がどうなるか、何か悪いことが起きないかを考えています。
ここがポイント:
afraidは「怖い気持ち」、worriedは「悪いことが起きるかもと考えている状態」と見ると、使い分けがかなり楽になります。
コアイメージ:afraid は怖さ、worried は心配
ここでは、単語そのものと前置詞のイメージを合わせて見ていきます。
be afraid of のイメージ
afraid は「怖がっている」「不安を感じている」という意味で使われます。Cambridge Dictionary でも、afraid は「恐れを感じること」や「ある状況の結果を心配すること」と説明されています。
be afraid of A は、A に向かって怖さが出ている形です。
dogs:犬が怖いheights:高い所が怖いmaking mistakes:ミスをするのが怖い
of はここでは「怖さの対象」を指すと考えると、初心者には分かりやすいです。
be worried about のイメージ
worried は「心配している」という状態です。Britannica Dictionary では、悪いことが起きた、または起きるかもしれないと思って fear や concern を感じる状態として説明されています。
be worried about A は、A について頭の中で考えて心配している形です。
money:お金のことが心配my son:息子のことが心配the meeting:会議のことが心配
about は「話題・問題のまわりを考えている」イメージです。怖い対象に反応しているというより、何かがどうなるかを気にしている 感じです。
使い分けを表で確認しよう
2つの違いを、よく使う場面で整理します。
| 表現 | 基本イメージ | よく使う場面 | 日本語にしやすい訳 |
|---|---|---|---|
be afraid of |
怖さの対象がある | 人、動物、場所、行動が怖い | 〜が怖い/〜するのが怖い |
be worried about |
問題や結果を心配している | 予定、結果、健康、お金、家族などが気になる | 〜が心配だ/〜のことを心配している |
「試験が怖い」と「試験が心配」は少し違う
日本語ではどちらも「試験が不安」と言えますが、英語では少し見方が変わります。
I'm afraid of exams. と言うと、試験そのものが怖い、試験を受けることに強い怖さがある感じです。
I'm worried about the exam. と言うと、点数、準備、結果などが心配という意味になります。日常会話では、こちらのほうが自然に使いやすい場面が多いです。
例文で使い方をつかむ
短い文で、使う場面を確認しましょう。
be afraid of の例文
I’m afraid of spiders.
私はクモが怖いです。
動物や虫など、怖さの対象がはっきりしているときに使います。
She is afraid of heights.
彼女は高い所が怖いです。
heights は「高い場所」という意味で、高所が苦手なときによく使えます。
I’m afraid of making mistakes.
私はミスをするのが怖いです。
of の後ろに動詞を置くときは、making のように -ing の形にします。
be worried about の例文
I’m worried about my test.
私はテストのことが心配です。
点数や準備など、結果を気にしている場面で使えます。
He is worried about his mother.
彼はお母さんのことを心配しています。
人の健康や状況を気にしているときに自然です。
We are worried about the weather.
私たちは天気が心配です。
旅行、試合、イベントの前などに使いやすい文です。
会話ではこう使う
日常会話では、長く説明しなくても短い文で十分伝わります。
カフェでの会話
A: Are you okay? You look nervous.
大丈夫?緊張しているみたいだよ。
B: I’m worried about my job interview.
就職面接のことが心配なんだ。
ここでは、面接の結果やうまく話せるかを心配しています。だから worried about が合います。
旅行中の会話
A: Do you want to try the glass bridge?
あのガラスの橋、渡ってみる?
B: No, I’m afraid of heights.
いや、高い所が怖いんだ。
ここでは「高い所」が怖さの対象です。だから afraid of が自然です。
よくある間違いと直し方
初心者がつまずきやすいところだけ、絞って確認します。
間違い1:心配なのに afraid of を使いすぎる
△ I’m afraid of my test result.
テスト結果そのものが怖い、という言い方に聞こえやすくなります。
○ I’m worried about my test result.
テストの結果が心配です。
結果、予定、健康、お金などを「どうなるかな」と考えているなら、まず worried about を選ぶと安全です。
間違い2:of の後ろに動詞の原形を置く
△ I’m afraid of make mistakes.
○ I’m afraid of making mistakes.
ミスをするのが怖いです。
of や about の後ろに動作を置くときは、基本的に -ing の形を使います。
afraid of flying:飛行機に乗るのが怖いworried about losing my phone:スマホをなくすのが心配
間違い3:「怖い」と「心配」を日本語だけで決める
日本語の「不安」は、英語では場面によって分かれます。
- 怖さの対象がある →
be afraid of - 結果や問題を考えている →
be worried about
たとえば「明日のプレゼンが不安」は、単にプレゼンという行動が怖いなら I'm afraid of giving a presentation. です。準備不足や評価が心配なら I'm worried about tomorrow's presentation. が自然です。
まとめ:怖い対象なら afraid、心配の話題なら worried
今日覚えるポイントはシンプルです。
be afraid ofは「〜が怖い」「〜するのが怖い」be worried aboutは「〜のことが心配」ofの後ろは怖さの対象aboutの後ろは心配している話題や問題- 動作を続けるときは
making,going,losingのように-ingを使う
次に英語で「不安」と言いたくなったら、日本語のまま考えずに、まず自分に聞いてみてください。
「これは怖い対象の話?それとも、これからどうなるかを心配している話?」
この1問で、I'm afraid of ... と I'm worried about ... の選び方がかなりはっきりします。
