tell 人 to do と tell 人 about の違い|「指示」と「説明」を分けて覚える英語コンボ
英語で tell を使うとき、初心者が迷いやすいのが tell 人 to do と tell 人 about の違いです。
結論から言うと、tell 人 to do は「人に〜するように言う」指示、tell 人 about は「人に〜について話す」説明です。
この記事では、次のポイントを中学英語ベースで整理します。
tell 人 to doとtell 人 aboutの意味の違いto doとaboutのコアイメージ- 日常会話での自然な使い分け
- 初心者が間違えやすいパターン
- そのまま使える短い例文と会話例
まず結論:行動させたいなら to do、情報を伝えたいなら about
tell は「誰かに何かを伝える」という動詞です。そこに続く形で、伝える内容の性格が変わります。
tell 人 to do:相手に行動してほしいtell 人 about 名詞:相手に情報を伝えたい
たとえば、次の2つはかなり違います。
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I told him to call me.
彼に私へ電話するように言った。 -
I told him about the call.
彼にその電話について話した。
1つ目は、彼に「電話して」と行動を求めています。2つ目は、「その電話のこと」を説明しているだけで、彼が何かをするとは限りません。
ここがポイント:
tell 人 to doは「相手を動かす」。tell 人 aboutは「相手に知らせる」。この差をまず押さえると、使い分けがかなり楽になります。
コアイメージ:to は行き先、about は話題のまわり
形だけで丸暗記すると、少し長い文で迷いやすくなります。to と about の基本イメージから見ると、違いが自然に見えてきます。
tell 人 to do:to は「行動の方向」
to には「〜へ向かう」というイメージがあります。
tell 人 to do では、話し手の言葉が相手をある行動へ向かわせます。
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tell my son to clean his room
息子に部屋を片づけるように言う -
tell her to wait here
彼女にここで待つように言う -
tell the students to open their books
生徒たちに本を開くように言う
この形は、命令だけでなく、お願い、注意、案内にも使えます。ただし、基本は「相手に何かをしてほしい」です。
tell 人 about:about は「話題」
about は「〜について」という意味です。ある話題のまわりを説明するイメージです。
tell 人 about 名詞 では、相手に情報を伝えます。
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tell my friend about the movie
友だちにその映画について話す -
tell my teacher about my problem
先生に自分の問題について話す -
tell us about your trip
私たちに旅行のことを話す
ここでは、相手に具体的な行動を求めているわけではありません。中心にあるのは「説明」「共有」「報告」です。
違いを比べる:何を伝えたいかで形が決まる
同じ tell でも、後ろに何を置くかで意味が変わります。迷ったら、「相手に行動してほしいのか」「話題について説明したいのか」を見ます。
| 表現 | 基本イメージ | よく使う場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|
tell 人 to do |
人に〜するように言う | 指示、お願い、注意、案内 | to の後ろは動詞の原形 |
tell 人 about 名詞 |
人に〜について話す | 説明、報告、情報共有 | about の後ろは話題になる名詞 |
「電話して」と「電話のことを話す」は別
日本語では「電話のこと言っておいたよ」のように、少しあいまいに言うことがあります。
でも英語では、行動を頼んだのか、情報を伝えたのかを形で分けます。
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I told Ken to call you.
ケンにあなたへ電話するように言った。 -
I told Ken about your call.
ケンにあなたからの電話について話した。
前者は Ken が電話する流れを作っています。後者は、Ken に電話の情報を知らせただけです。
そのまま使える例文
ここでは、日常会話で使いやすい短い文を中心に見ていきます。
tell 人 to do の例文
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My mom told me to come home early.
母は私に早く帰ってくるように言いました。
家族との会話でよく使える形です。 -
The teacher told us to read page 10.
先生は私たちに10ページを読むように言いました。
学校やレッスンの指示で使えます。 -
I told him to wait outside.
私は彼に外で待つように言いました。
待ち合わせや案内の場面で使いやすい文です。 -
She told me not to worry.
彼女は私に心配しないように言いました。
not to doにすると「〜しないように言う」になります。
tell 人 about の例文
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He told me about his new job.
彼は私に新しい仕事について話してくれました。
近況を聞く場面で使えます。 -
Can you tell me about this restaurant?
このレストランについて教えてくれますか。
お店やサービスの説明を聞きたいときに便利です。 -
I told my friend about the sale.
友だちにセールのことを話しました。
買い物やキャンペーン情報を共有する場面で使えます。 -
Please tell us about your weekend.
週末のことを私たちに話してください。
英会話レッスンでも使いやすい質問です。
短い会話例:カフェでの使い分け
身近な場面で見ると、2つの違いがはっきりします。
会話例 1:指示する
A: Did you talk to the staff?
スタッフと話した?
B: Yes. I told them to bring one more chair.
うん。もう1つ椅子を持ってきてもらうように言ったよ。
ここでは、スタッフに「椅子を持ってくる」という行動をお願いしています。だから tell them to bring です。
会話例 2:説明する
A: Did you talk to the staff?
スタッフと話した?
B: Yes. I told them about our reservation.
うん。私たちの予約について伝えたよ。
こちらは「予約のこと」を説明しています。スタッフに何かをするよう直接言っているわけではないので、tell them about が自然です。
よくある間違い
この2つは、日本語の「言う」「伝える」に引っ張られると間違えやすい表現です。
間違い1:about の後ろにそのまま動詞を置く
about の後ろには、基本的に「話題」になる名詞を置きます。
- 不自然:
I told him about call me. - 自然:
I told him to call me.
彼に私へ電話するように言った。
「電話して」と行動を求めるなら、to call を使います。
間違い2:to do を使うべきところで about を使う
- 不自然:
The teacher told us about open the book. - 自然:
The teacher told us to open the book.
先生は私たちに本を開くように言いました。
「本を開く」という行動をさせたいので、to open が必要です。
間違い3:tell のあとに「誰に」を入れ忘れる
tell は「誰に伝えるか」が大事な動詞です。Cambridge Dictionary や Britannica Dictionary でも、tell someone のように相手を置く形が基本として示されています。
- 少し不自然:
I told about the plan. - 自然:
I told him about the plan.
彼にその計画について話しました。
「誰に」が分からない場合は、talk about のほうが合うこともあります。
We talked about the plan.
私たちはその計画について話しました。
まとめ:指示か、説明かで分ける
今日覚えるポイントはシンプルです。
tell 人 to doは「人に〜するように言う」tell 人 about 名詞は「人に〜について話す」to doは、相手を行動へ向かわせるaboutは、話題について情報を伝えるtellの後ろには、基本的に「誰に」を入れる
迷ったときは、英語にする前に日本語でこう確認してみてください。
- 相手に何かをしてほしい? →
tell 人 to do - ある話題を説明したい? →
tell 人 about 名詞
次に英語で連絡、予約、学校、仕事の話をするときは、まずこの2つを分けてみましょう。「言った」の中身が、指示なのか説明なのか。それだけで、文の形がかなり決めやすくなります。
